

コンタクトレンズによる眼障害は、一般的にfittingがtightで角膜上でのレンズの動きの少ない場合に生じやすい。
●急性障害: 角膜浮腫・びらん・潰瘍(感染合併例)
●慢性障害: (ハードコンタクト > ソフトコンタクト)角膜知覚低下、CL迷入、眼瞼下垂
(ハードコンタクト < ソフトコンタクト)輪部角膜新生血管、角膜内皮障害、巨大乳頭結膜炎
報告により若干の相違はあるが、一般に
障害発生頻度順: PMMA-HCL>SCL>RGPL
重篤度順: SCL>PMMA-HCL>RGPL であるといわれている。
障害時の自覚症状では眼痛・充血・視力低下が主であり、急激で激しい疼痛は迅速な処置を要するが、慢性の掻痒感や刺激症状はただちに治療を要するものではない。
●初期反応: 炎症初期には組織破壊が起こり、細胞膜リン脂質中の高度不飽和脂肪酸(アラキドン酸等)からPG、LT等が産生される。CL装用者特にGPC患者ではLTB4、C4が有意に検出され、白血球遊走亢進、白血球活性化、血管透過性亢進等の生理機能から肥満細胞・好酸球・好中球等が浸潤する。この、局所浸潤した肥満細胞上のIgE抗体と涙液バリア破壊によって進入・滞留した抗原が反応し、肥満細胞の脱顆粒が生じヒスタミン等のchemical mediatorが放出、掻痒感・眼脂・充血等の自覚症状に至る。アレルギー素因を有さないCL装用者の涙液にも非装用時と比較して有意なヒスタミン上昇が報告されており、CL装用のみですでに一連のsubclinicalな免疫反応が起こっていると理解すべきである。
●炎症高度眼: 炎症反応が高度になったCL装用者の涙液中にはIL-8、regulated activation, normal T-cell expressed and secreted cytokines (RANTES)等の走化性因子やIL-6、TNF-α等の炎症性cytokinesが検出されている。走化性因子は好中球・好酸球・好塩基球・肥満細胞等各種細胞の浸潤を促進させ、一方炎症性cytokinesはT cell等免疫担当細胞の浸潤・活性化・各種細胞の増殖を示唆する。さらにGPCの結膜上皮細胞からはICAM-1、HLA-DR、浸潤T細胞からはCD4+、CD45RO+、HLA-DR+の細胞表面分子の増加が確認されている。ICAM-1は結膜上皮・眼表面に種々の細胞を浸潤させ、そこに維持する機能があり、HLA-DR分子の発現は結膜細胞の抗原提示能が上昇していることを示している。

1)疼痛: 急性のoverwearing syndromeあるいは細菌性角膜潰瘍の初期症状
2)灼熱感: 慢性障害でしばしば認められる。洗浄液・保存液などのソリューションによる化学的刺激の場合は装用直後から生じるが、涙液分泌減少の例などではCL装用時間が長くなるにつれて増強してくる。
3)掻痒感: レンズ表面の沈着物に対するアレルギー反応であることが多く、粘液分泌もしばしば合併する。花粉症など季節的アレルギー状態を有するCL装用者では、当該季節になると掻痒感・粘液分泌により装用時間が短縮する。
4)不快感: きわめて長期間CLを装用していると漠然とした眼の不快感を訴えることは普通;それによりCL装用時間が短縮したり、自覚症状が次第に増強してくるようであれば、他症状についてよく問診し原因を明らかにしていくことが必要となる。fitting不適切、角膜乾燥症、巨大乳頭角膜炎の有無についても必ず調べる。
5)充血: 特に結膜の充血はCL装用でよく認められる症状であるが、急性の明瞭な充血では角膜浸潤・潰瘍の可能性もあり精査する。軽度の慢性充血は化学的過敏症を有する者によく見られる。アレルギーや角膜乾燥症では充血は必ずしも全例には認められない。またCL装用者に眼瞼結膜炎が偶発することも稀ではない。
6)視力低下: spectacle blurのような可逆的なものでない、CL装用に起因した視力低下は角膜の炎症や虹彩炎を疑う。特に、化学的過敏反応や不適切装用を是正せずに長期間装用していると、角膜混濁による視力低下の可能性がある。角膜混濁瘢痕は、CL装用による視力障害のうち唯一永続的となりうるものであるのでよく注意して観察する。

角膜の透明性を維持するために角膜上皮は活発な代謝作用を営んでおり、そのための酸素要求量も大きい。従って角膜表面を覆ってしまうCLの装用によって多少とも角膜上皮は以下のような障害を生じる可能性がある。装用者の異物感・違和感などの自覚的訴えはこれらの障害の診断上重要である。
1: CLが微生物を結膜嚢内に移行させる働きをもつ
2: CLの存在により、涙液や角結膜上皮などの局所的感染防御機構の機能低下が生じる
(涙液ムチン層の破壊の関与も想定されている)
3: CL装用により角膜上皮の脆弱化が起こり、微生物が付着しやすい状態になるなどが挙げられている。病原微生物はほとんどが細菌であり、一部真菌やアメーバによりもたらされることもある。細菌のうち特に緑膿菌が重視されている(多糖類が菌の付着と関係する?)が、起炎菌が同定できないことも多い。発症の危険因子としてはHCLよりもSCL、終日装用よりも連続装用の方がリスクが大きく、特に無水晶体眼へのSCL連続装用には注意が必要。
SCL: びまん性のもの、瞳孔領下極に限局するもの(smile mark pattern)高含水SCLの連続装用例に多く、またdry eyeの患者や瞬目の浅い者に多い;人工涙液頻回点眼・FRCL or 厚低含水性SCLへの変更、上輪部に局在するもの、角膜輪部に沿った弓状のもの
HCL: びまん性のもの、3-9 staining、瞳孔領中央付近のもの等
SPK自身は通常CLを1日はずすだけで治癒するが、原因に応じた適切な処置を行わないと再発・重症化し、拡大して偽樹枝状びらんを生じたり[末端がterminal bulbでなく先細りになっていることからヘルペスと鑑別できる;疼痛は瞬目により神経終末が刺激されることと、虹彩・毛様体の二次的炎症による]病変が高度になると浮腫は角膜実質に波及し、円板状角膜混濁を見る。この際角膜内皮層にも皺襞形成を伴うことがある。ただし症状が重篤でなければ通常数日間の経過で痕跡を残さず治癒する。レンズへの汚れの付着が著しい場合、更に角膜潰瘍等に進行することがある(→後述)。 RGPLでは、角膜上皮に重篤な障害が起きても自覚症状に乏しいことがあり、定期検査の重要性が裏付けられている。
最近では、MPS使用による薬剤毒性(バリア機能障害・細胞増殖抑制)から充血を伴う角膜浸潤を生じることがある。
角膜上皮剥離・びらんの治療: 原則は上皮修復までの自覚症状を軽減することである。刺激性の少ない抗生物質含有眼軟膏の点入・眼帯装用により瞬目による刺激を避け、鎮痛剤を使用して局所安静を保つ。
涙液層障害の疑われる例(4時・8時方向の周辺部角膜にびらんを形成する輪部露出角膜炎limbal exposure keratitis・下方固着)では、人工涙液の頻回点眼が必要。ヒアルロン酸点眼薬を上皮障害に用いると一般に数日で症状は改善する。
またレンズのカーブが大き過ぎて下方固着し弓状の角膜びらんを生じたり、レンズサイズが大きくてカーブがややtightの際に、レンズ中央下に気泡が集まって角膜を圧迫したdimple veilが形成されている際には、レンズサイズを小さくしたりBCを大きくして対応する。またHCLのfittingが不良の場合、時として角膜に不正乱視を生ずることもある。原則としてsteepなCL処方は避ける。またCL再処方の際には、検査前の数日間はCL装用を中止させることが望ましい。
上方球結膜・瞼結膜に特に著明な充血・瀘胞形成・角膜輪部の浮腫・上皮びらんで、塗抹標本にて角化上皮細胞が検出される。 1%硝酸銀をガラス棒に塗布し1-2分間洗浄することを3-7日毎に数回繰り返すと有効である。これもsteep fittingのことが多く、特にB&Lのような、spin castによるSCLを角膜曲率半径の大きな患者に処方する際にsteepとなることが多いので注意する。

レンズが安定した位置にある際エッジが角膜から逸脱している場合、球結膜を圧迫して結膜障害を生じることがある。レンズのエッジが鋭利でありすぎたり研磨が不充分だったりしても結膜変化を生じる。具体的には充血・微細な出血・乾燥局面(dry spot)の出現などがある。この際角膜にも浮腫・混濁・血管新生等を伴うことが多い。また慢性反応として結膜円蓋部の瀘胞形成を見ることもある。
代表的なものとして瞼結膜の乳頭増殖(φ1mm以上)を伴うGPCがある。本症は本質的には通常のアレルギー性結膜炎と同様の病態である。主訴としては、初期には掻痒感・眼脂・充血や粘液分泌の増加、レンズ白濁(coating)による視力低下が認められ、進行すると上眼瞼結膜全体が肥厚し、装用CLが上方に引き上げられcentering不良となる(乳頭増殖を示唆する)。乳頭は他の結膜炎と同様に軽症例では上眼瞼瞼板後面上縁に微細なものが並ぶが、症状の進展によってその範囲は拡大していく。特にSCLでは増殖性変化を生じることもあるが、名称のごとく巨大乳頭形成に至ることは稀である。眼脂も糸を引くように粘稠となり、起床時には多量で開瞼困難なことすらある。結膜充血・浮腫は著明で、結膜上にsheet状にmucusが沈着する。増殖性病変を示す例では瀰漫性表層角膜炎を随伴することがあるが、春季カタルでのような重篤例は少ない。これは本症罹患年齢が春季カタルよりも高く、アトピー性素因も軽度のものが多いためと考えられる。
本症はCLに付着した涙液蛋白・脂質・糖蛋白等の汚れが、細菌・真菌その他の抗原性物質を更に付着させアレルギー反応をもたらすと言われる。結膜にはリンパ球、形質細胞、好塩基球、好酸球などが浸潤する。アレルギー素因を有する者のCL装用はアレルギー結膜炎を誘発する危険性があるためこのような素因者はCL処方に際しては慎重に考慮し、出来れば避けることが望ましい。ただし本症発症には、患者の素因に加えてlens fitting、lens径、1日装用時間、レンズ汚れ(付着物)等が大きく関与している。 SCLでは沈着物が付着しやすい他、煮沸消毒に際して付着した蛋白質が変性し抗原性を獲得することも推定されている。そのため、こうした症例にはコールド消毒は有効である(→メインテナンス)。
最善の方法はCLの装用を中止することであるが、実際には本人が強く装用を希望したりして中止しえない例が少なくない。このような場合にはレンズの洗浄を徹底させ(終日装用の場合は毎日、連続装用の場合は少なくとも週1回)インタール点眼を行うことで軽快を図れることが多い。自覚症状が増強し乳頭の数も増加してくる中等症に対しては、できればSCLはやめて、インタール点眼による乳頭の縮小後にRGPLかPMMA-HCLに変更していく(or DSCL使用)。ただしRGPLでもエッジデザインの不良による上眼瞼結膜刺激?GPCは少なからず報告されている。重症例ではステロイドの使用も考慮する。

本タイプでは角膜周辺部の3時および9時の位置に上皮障害を生じやすく、フルオレスセイン染色で同部に点状または三角形上の染色所見が認められる(3-9 staining)。
grade分類(Schnider CM: Contact Lens Forum 5(9) 101-6, '90)
0: (-)
1: stippling
2: slight punctate staining
3: moderate punctate staining with injection
4: severe punctate stainig with dellen
自覚的には短時間での充血を訴えられることが多い。特に角膜径・瞼裂が大きく瞬目が不完全になりやすい症例(眼のぱっちりした女性など)で、直径の小さいレンズを装用すると生じやすいとも言われているが、逆にレンズが角膜径に対して相対的に大きい例でも見られる(長年PMMA-HCLを問題なく装用していたのにRGPLに変更後充血を訴える場合など)。基本的にはレンズの角膜形状不適切によりCLベベル部である3/9時部の涙液還流が不良となり(ベベルの浮き上がりが小さいため)、レンズの機械的刺激を受けることが病因とされる。このような場合瞬目も不充分となりレンズに汚れが付着しやすくなる(wetな汚れ)。逆にベベル幅が広すぎエッジの浮き上がりが大きすぎる場合(直乱視が強く、フルオレスセインパターンが分かりづらいのでsteepなまま処方された場合など)むしろ涙液がエッジに沿ってレンズ内面を多量に流れてレンズ表面に流れにくくなり、いわゆるdryな曇りを生じる。障害発生を促進増悪させる因子として瞼裂斑・結膜炎・涙液減少症などの角結膜異常、レンズの角膜位置関係の異常等が考えられている。 RGPLではPMMA-HCLよりも本症発生が多いと言われる。これはデザインの問題が大きいと思われる。非球面カーブ、マルチカーブ、カスタムメイドCLなどをtrialし、角膜乾燥に対しては使い捨て人工涙液・ヒアルロン酸を点眼。レンズ装用後数カ月で急激に悪化してくる場合はレンズの汚れを疑い、つけおき洗浄している例ではこすり洗いをさせる。
またレンズが上方/下方固着している場合視力不良で低矯正と誤解することがあるので注意が必要である。下方固着は、一般的にレンズが瞬目の際に充分上方移動しないことで生じ、原因としては不自然で浅い瞬目、大きい瞼裂、下三白眼、角膜直径が大きい、レンズが小さい、レンズがsteepないしflatに処方されている、などがある。 VDT作業・読書などによる瞬目回数の減少も下方固着の原因となる。
自覚症状としては「装用して数時間するとひどく充血する、レンズの圧迫感があり装用できない」といったものが多く、本人が瞬目の浅いことやレンズ固着を自覚していることは稀である。しばしばレンズ脱後の裸眼視力低下、眼鏡による矯正視力低下を訴える。
細隙灯検査では、瞼裂に一致した眼瞼結膜の充血、角膜周辺部の 3-9ないしより下方の4-8 stainingが生じ、角膜圧痕を認めることもある。レンズのフルオレスセインパターンは一見良好であるので、瞬目の状態をよく観察する。フォトケラトスコープでは、レンズ上方のエッジに一致した部位のリングが歪んでいることが分かる。
対策としてはまず数日間はレンズ装用を中止することが必要である。下方固着時の角膜曲率半径やフルオレスセインパターンは正確でないので、レンズ変更・修正のためにも必須である。ただし本人は、上述の裸眼視力・眼鏡での視力の低下を理由に装用中止をいやがることが多いのでよく説明しておく必要がある。レンズ径やフィッティングに問題のある場合は BC(steep化)やサイズを変更する。レンズ前面に溝加工を施すとレンズが引き上げられやすくなり、症状が劇的に改善することがある。瞬目が不充分なままではいつまでも下方固着の改善しないことがあるので、充分な瞬目を指導する。ハード系CL未経験者では、レンズの動きによる異物感を恐れて浅い瞬目が習慣となる可能性もあるので、RGPLではPMMA-HCL以上に瞬目指導が必要となる。どうしても浅い瞬目が習慣化している症例では、眼鏡や(角膜乱視の軽度な例)SCLに変更する必要も出てくる。またHCLの長期装用例では眼瞼粗造化・乳頭増殖などの(上)眼瞼変化が認められやすいと言われる。これには沈着物への抗原反応・レンズ表面の機械的影響などが考えられるが、いずれにせよ適切なレンズ交換と酵素洗浄で防止できる。またレンズが上方安定で上眼瞼のくわえ込みが強い状態が長期間続いているような例では眼瞼下垂がもたらされるという。治療はレンズの完全中止(6ヶ月以上)。
最近、長時間市販の洗眼液を用いている例で角膜上皮障害を認めることがある。
CL脱後眼鏡をかけると一時的に視力が低下する現象=spectacle blurは、大抵角膜浮腫により生ずるが、CLの過矯正でも生じ得る。長時間続くものではfittingの再検討が必要である。またPMMA-HCLには酸素透過性がないので、短期装用でも角膜浮腫を、長期的には角膜変形や内皮障害からレンズ装用に堪えられなくなる角膜疲労症候群corneal exhaustion syndromeをきたす可能性があるとして恐れられている。このような状態でも、高DK RGPLに変換することで、レンズ装用の中断なく自覚症状の改善-消失を図ることができる。
HCLで生じる障害に加えて、レンズが角膜に吸着し瞬目に際して上皮を剥離する可能性があり、さらにこのような障害部位から感染を続発しやすい。またレンズが大きいためにレンズ-角膜間の涙液の流れが滞りやすく、角膜代謝が障害されまた涙液中のリゾチーム・IgAなどによる感染防御機構も充分働かなくなる可能性がある。レンズが大きいことはまた角膜知覚を鈍化させ自覚に昇らぬうちに障害が進行し重篤な角膜潰瘍に至ることも少なくない。またSCL自身が細菌の培地に類した機能を果たしており細菌・真菌などが沈着しやすい。このような問題点から、SCL装用者の角膜上皮剥離例はHCL装用者に比べやや重篤な例が多いと言われる。また、保存液もレンズ汚染の原因となる他、ケア用品中に含まれる防腐剤がSPK、結膜充血、角膜上皮びらん等をもたらすことがある。これら角膜障害に角膜上皮/実質の線状・樹枝状の混濁、さらには虹彩毛様体炎を随伴することもある。治療としてはステロイド剤やビタミンB2等を点眼する。
角膜輪部に沿った12時方向の弓状の角膜上皮障害SPK。同部に結膜充血及び輪部血管の拡張を伴うことあり。無症候-レンズ装脱後の軽度の異物感。
tightなfitting、大きすぎるレンズ、汚れたレンズ、変形したレンズを装用している中高年者、ドライアイ患者、高含水性SCLを煮沸消毒している者に多い。虹彩付きカラーレンズで、CL内面に虹彩色を着色したものに高頻度で見られる。 UVカットレンズやFRCLで熱消毒を行っている者にも多い。角膜浸潤・潰瘍に進展することがあるので、一時装用を中止し二次感染予防のために抗生物質点眼;SCL再開に当たってはFRCLも考慮。レンズケアはコールド消毒を考慮。
GPC発症のレンズ付着物(蛋白質)との関連は明らかであるが、単純に量だけの問題ではなく、蛋白質の種類・状態、レンズ表面・内部への分布状態も重要な因子である。連続装用例でのGPCは半数例に及ぶが、レンズを外させれば確実に回復する。
角膜輪部palisades of Vogt内側の延長上に認められるスパイク状の淡褐色混濁。 1-2mmの長さで櫛状に並ぶ。角膜の慢性酸素不足による上皮細胞分裂能低下により、輪部上皮細胞の急速な移動がもたらされることによる。
よりlooseなfitting、小さなレンズ径、RGPLに変更する。最近の薄型・高含水SCLは従来のSCLより更に乾燥によるtroubleが生じやすい。
高含水でレンズ厚が薄いものに変更する。アレルギー等がないかどうかも留意。
以上述べてきたように、CLによる角膜・結膜障害の原因としてCLの汚れの問題は大きく、良好なfittingのみならずCLを清潔に保つことがきわめて重要である(→汚れとメインテナンス)。現時点において、高DK RGPLは涙液交換率20%(cf.SCL 2%)、サイズは角膜の約60%(SCL は輪部まで完全に覆う)、蛋白質をほとんど吸着しない、などの諸性質から眼にとって最も良いレンズであると言える。
HCL装用時間が許容範囲を越えたり、HCLを装着したまま就眠した場合の急性の酸素不足による。 CL脱後の激しい眼痛、流涙、羞明、異物感、視力低下;瀰漫性SPKを伴うことも多い。
長期装用者に見られる。角膜の慢性の酸素不足による。角膜中央部に樹枝状の病変を見るが角膜上皮欠損は伴わない。RGPLに変更する。
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